mmmiooo’s diary

家族のこと、治療のこと等について書きます

不登校の思い出

ふと辛い記憶を思い出してしまったので

ブログに書いてみようと思う

 

私は学生時代、いじめにあって

学校にいけなくなった

親に勇気を出して、

学校に行くのが辛いと

言った

当然駄目だと言われた

 

そこからが地獄だった

 

毎朝母親がたたきおこしにくる

「何してんねや、

はよ起きなさい

遅刻するやろ」

泣きじゃくる私を布団から引きずりだして

パジャマを脱がせ、

制服を無理やり被せる

 

腕を掴み、車に放り込み、

学校へ連れて行く毎日。

辛くてたまらなかった。

 

辛さを訴えた、

でも返ってくるのは否定だった。

 

「学校行かんであんた何するねん、

不良になるんか?ニートになるんか?

今学校行かんかったら、

この先の人生真っ暗や。

将来、あんた、犯罪者になるんやで。

あんたの生活費のために

父さん母さん死ぬまで働けってことか?」

不登校の子どもがおるなんて

みっともないやろ。

親に恥かかせて、親困らせて、

何が楽しいんや。

あんたが学校行かんで怒られるん

あたしやで?

わがままが通用すると思ったらあかんで。」

 

いじめが酷くなると思い、

いじめのことは担任に伏せるよう頼んで

親に打ち明けた

 

親は即、先生に報告、

先生は加害者を呼び出して事実の確認、

加害者は一切やってないと言い、

親にお子さんの被害妄想なんだと

連絡がきた

 

「学校に言った。

もう終わった。

これから学校行けるな?」

 

どうしても体が動かなかった

毎日毎日行く行かないの喧嘩になった

涙が枯れるほど泣いた

消えてしまいたい、

生きてるだけで苦しいと思った

 

本当に動かなくなって

不登校を経験した

学校に行かず楽かというと

そうでもなく、

毎日親に嫌味を言われた

 

「1日何もしなくていいって楽だよね」

「学生の本業は勉強なのにね」

「学校行かないくせによく遊びに出かけようなんて思えるね」

 

 

ある日母は言った

 

中島みゆきの歌の歌詞に

「僕は悪にでもなる」っていうのがあるやろ

 

お母さん、

あんたのために

悪になって怒ってるんよ

 

あんたが今学校から逃げて

駄目な大人にならんように、

厳しい鬼の親を演じてるんや

 

いつか分かる、

いつか親に感謝する日がくる

 

私の気持ちも分かって」

 

 

大人になった今、

母に言いたいことがある

 

「お母さん、

学校に行けっていうのは

世間的には正しかったのかもしれない。

 

でもあのときの私は

厳しい鬼のお母さんより

優しくて温かいお母さんがほしかった。

間違っていても、

あなたの味方だよと言ってほしかった。

 

あのときの自分に言いたい。

学校に行けないからといって

あなたは悪い子じゃない、って。

 

もし自分の子どもができたら

引きずってでも学校に連れて行こうなんて

絶対しない。」

 

いじめの件はいまだにトラウマになっている

親や先生のことを許せる日が来るのだろうか