mmmiooo’s diary

家族のこと、治療のこと等について書きます

普通にはもうなれない

普通の人に憧れて、

普通の人の真似をして、

普通の人のふりをしようとした

 

けど無理だった

今とても悲しい気持ちだ

 

普通のフリをしようとすればするほど、

家族の嫌な言葉がこだましてくる

 

「あんたはおかしい」

 

「もっと普通にできないの?!」

 

「ちゃんとしなさい、恥ずかしい!!」

 

普通を意識すればするほど、

おかしくなる

 

手足が震える

 

声が出なくなる

 

緊張してたどたどしくなる

 

 

普通って、、、何?

普通の人って、どうやってやるん?

 

生まれてから普通の人を

見たことが殆どない

だから分からない

 

ああ、普通に生まれたかった

普通に生まれたかったなあ

最近よく思うこと

 

あーー、普通に生まれたかったな

 

普通の家に生まれて、

そこには普通の親や兄弟がいて、

普通のご飯を食べ、

普通の服を着て、

普通の会話をして、

学校に普通に行けて………

あと病気じゃない

 

そんな普通の暮らしがしたかったな

 

考えていたら

なんだか悲しくなってきた…😥😥😥

 

普通が難しいって言うけど、

そんなに難しいのかな?

 

私は親と離れて外に出て、

普通の人に出会ってきた

 

普通の人は

他人が怖いこともないし、

友達もフツーにいるし、

親とも適度な関係を続けてる

 

めちゃ贅沢してるとか、

天賦の才能があるとか、

そんなではないけど

とても幸せそうだ

 

普通の人は

人間怖いとか、自信がないとか、

そんな様子がない

 

この前私は

普通じゃないと言われてしまった

まあ、病気もあるけど

 

私を産む前の親に会えたら

こう言いたい

 

「ちょっと待て!

普通に育てられるか?

 

豪華な食事とか、

スイートルームとか、

高級外車とかじゃなくていいからさ、

贅沢をしなくていいからさ、

普通に育ててくれるか?

 

できないんだったらヤメロ!」

 

うちの親には

普通ができなかったなぁ

 

普通に戻りたい😭😭😭

でももう一生なれない

今日も情緒不安定。。。

ダブル・バインド

ネット記事に

ダブル・バインドを紹介する記事があった

矛盾した指示のことだ

 

たとえば、

「大人なんだから自立しなさい!

身の回りのことはちゃんと自分でやりなさい!」

と言いながら、

炊事や洗濯、何から何まで代わりにやる親。

 

私の家もそうだった。

 

たとえば、私は

「早く結婚しなさい!

独身なんてありえない!

いい人見つける努力をしなさい!」と

言われながら

「あんたみたいな子は絶対結婚できないんだから、

一人で食べていける力をつけなさい!

今どき独身の人が多いんだから、

独身を見下す言い方はやめなさい!」と

言われました

 

また

「バイト、フリーターなんてなったらいけない!

ろくな仕事をしてないんだから。

かならず正社員になりなさい。」

と言いながら、

「バイトやフリーターの方が社会を支えている。

あんたに馬鹿にする資格はない。

正社員になっても良いことない。」

と言う。

 

はっきり言って私から見下す言い方はしてない。

ただ単に親の言ったことを繰り返しただけ。

 

矛盾してて混乱した。

今は自分の発言を覚えてない人なんだなと思うけど。

 

皆様の家はどうでしたか?

自分の気持が分からない

最近、自分が何を思ってるか、

分からないのが悩み

 

本当の本当に望んでいることが分からない

自分がどう感じたのかをうまく言葉にすることができない

 

その理由は分かっている

親の顔色を伺って生きてきたから

 

何かに腹が立っても

「このくらいのことで腹を立てちゃ駄目でしょ!」と言われてしまう

 

親に嫌なことを言われて辛くなっても

「勝手に傷つくあんたが悪い」と言われてしまう

 

自分の気持ちを見つめる暇などなく、

偽って生きてしまった

 

親が理不尽な怒り、おかしいなと思っても、

そのおかしいという気持ちを押し殺して、

「お父さんお母さんの言う通り、そいつサイテーだね」と同調するしかなかった

 

今でも

「なんて言ってほしいと相手が思っているか」が基準になってしまって、

「自分が本当に言いたいこと」が言えなくなってしまっている

これは良くないなと思う

 

今は少しずつ

自分の気持ちを確認する作業をしている

 

あなたは本当にそれがしたい?

悲しい?辛い?嬉しい?許せない?

そう問うてみる

 

いつも読んでくださり、ありがとうございます

毒親育ちの反論

毒親に育てられて、

すごく辛かった

 

けど、それだけではなく、

周囲の人の無理解にも

傷つけられたことがある

 

今回は今まで言われた言葉(一部)への

反論を書いてみようと思う

 

①色々言われたかもしれないけど、なんだかんだで親はあなたを愛してるんだから……

→愛しているから何を言ってもいいわけではないと思う

愛してるとか家族とかいう言葉を免罪符にしないでほしい

愛してたのかもしれない、けどこちらにその愛情は伝わってこなかった

愛してるのが事実なら、こちらが傷ついたことも事実

傷つけたことについて少しは気づくべきだと思う

 

②私もそのくらいのことを言われたよ、でも平気だったよ、いちいち気にしなくても…

→あなたは平気かもしれない、

でも私は平気じゃないと思ったからずっと苦しんできた

その苦しみまで否定されたら、気持ちのやり場がなくなってしまう

人によっては「そのくらいのこと」かもしれないが、

私の家庭ではそれはもっと重い意味になることだってある

一概にたいしたことないと決めつけないで欲しい

 

③いつまでも親のこと言ってないで前を向かなきゃ、親のせいにするのやめようよ!

→何度も何度も忘れようとして、

でも忘れられなくて今がある

前を向きたくても向けないほど幼少期から沢山の悲しいことを経験した、

トラウマになるほどのことを

それを簡単に忘れられると思うか?

忘れる努力は十分した

でも、残念ながらその親に育てられたという事実と心の深い傷は消えない

 

毒親の後遺症を乗り越えるのではなく、

付き合っていけるように頑張りたい。

物質的な愛情

毒親育ちの話をすると、

こんなことを言われました。

 

「でも、ちゃんと不自由なく

育ててもらったでしょ?」

 

「着るもの食べるものもらえなかったわけじゃないでしょ?

なんだかんだ親はあなたの面倒を見てくれてるじゃないの〜。」

 

言い分は分かります、

でも私は言いたいです。

 

「物質的な愛情と精神的な愛情は別物」

 

確かに私は食べ物に困ったこともない、

着るものもあった、

ホームレスでもない、

進学もさせてもらったし、

携帯電話や教科書を与えられました。

それについては感謝してるし、

もっと酷い親がいることも分かってます。

 

でも、それとこれとは話が違います。

 

今言ったのは物質的な愛情ですが、

私は精神的に飢えていました。

それは今も治っていません。

 

時間がなかったとか、

忙しかったとか、

親側のそういう言い訳は聞きません。

 

「あんたにいくら金を使ったと思ってるんだ。」

「誰が稼いでやってると思ってるんだ。」

その一言一言に愛情がないと思います。

 

うちは比較的裕福だったかもしれません。

父が医者だったのもあります。

でも、みんな心が満たされてなかった。

だったら、そこそこの家庭で良かった。

贅沢なんていらないから、

心の渇きを癒やしたかった。

 

私に足りないのは精神的な愛情だった、

そう思います。

 

子離れ

ある本でこんなのを読んだ。

 

娘が旅行に行きたいと言ったが、

お母さんが反対して中止になった。

 

「うちの子は大人なのに旅行にも行けないんです。」と母が言う。

「お母さんに反対されて旅行に行けなかった。」と娘が言う。

 

実際私も同じことがあった。

母の反対にあい、

私はイギリス行きとアジアのツアーを

やめざるを得なかった。

 

「旅行にも行けない」うちの子を嘆いているお母さんだが、

本当にそうだろうか?

 

「旅行にも行けない」子どもに

してしまっているのではないか?

私はそう思う。

 

私の母は毒親だと思った。

しかし子離れができなかった親なのかなと

最近は思っている。

 

母は何でもかんでもやってくれた。

しかしそれは余計なお世話だった。

 

「あんたは何にもできないから、

私が助けてあげなくちゃいけない。」

「何もわからない駄目な子。」

母は何度も言った。

しかしそれは違うと思う。

本当に何ができる子どもになってほしいなら

どこかで見守ることが必要だった。

 

たとえば、自炊くらいしろと言われた。

しかし、キッチンを触らせなかった。

勝手に入ったら怒られた。

「自炊くらいできないなんてあんたは駄目ね。」と言いながら、

「あんたは料理ができないんだから、

キッチンのものを触らないで。

料理は私が作るんだからやらなくていいでしょ。」と怒る。

矛盾していると思う。

ダブル・バインドだ。

 

「駄目な子」でいてほしかったから、

「何にもできない子」じゃないと

面倒を見たり勝手にやったりと

子離れできないことの言い訳がたたないから、

そんなふうに思う。

 

そう感じるくらい、

母の子育ては行き過ぎていた。

とても息苦しかった。

 

もう私の手を離してください。