mmmiooo’s diary

家族のこと、治療のこと等について書きます

ミソフォニア

昨日、ミソフォニアについて

紹介している記事を読んでビックリしました

 

ミソフォニアというのは、

せきやくしゃみ等の特定の音がトリガーとなって

攻撃的になってしまう症状のことです

 

実は父親がそうだったことに

その記事を読んで気づいたのです

 

父親の前で鼻をすするな、咳をするな、鼻をかむな、と

母から言われていました

なんでしたら駄目かの理由の説明は一切ありませんでした

父親自身がするのはOK、

でも家族はNG、咳をするために別の部屋に行って隠れてやる必要があったのです

 

でもある日、小学生の時、

私は風邪を引いていて

うっかり鼻をすすってしまったんです

 

その瞬間、冷たい液体が頭にぶっかけられて

パニックになりました

お酒のグラス、父親の怒った顔、怒鳴り声…

あとになってようやく理解しました、

自分が鼻をすすった音で

父が怒ってグラスを投げつけてきたことを

 

いまミソフォニアのことを知って

父は鼻水の音や咳払いの音が嫌いで、

それを聞いたら攻撃的になる症状を

持っていたことが分かりました

音を聞いた途端、

ものすごく攻撃的になったのです

 

思うことは二つ

一つは

ミソフォニアのせいで父親はあんなに怒ってたのね、と

納得する気持ち

 

もう一つは

何故、父親本人は

何十年間もミソフォニアだと調べることも、 対策をとることもせず、

家族にルールを押し付けていたのかと思う気持ち

お酒以外にも、お皿を投げたり、机を叩いたり、ドアを壊したりしていました

怖かったです

 

父親は他所の人に対しても

鼻すすりの音、咳払いの音について

激怒して当たり散らしていたようです

 

いくら症状があるからって

何をしてもいいことにはならないよな、

と思いました