母の問題、私の問題。
心療内科に行って、
母の話をした。
「あんたなんか産まなきゃよかった。
あんたを産んでから人生が辛い。
地獄のようやわ。」
と言われたことを先生に話した。
それを言われた時、
私は凄く辛くなった。
自分の存在が母親を苦しめてる…
そう思って罪悪感でいっぱいになった。
その時から、
自分はこの世にいてはいけなかったんだと
思うようになった。
先生はこう言った。
「子どもを育てることは大変。
中々寝てくれなかったり、
うんちのお世話をしなくちゃならなかったり。
嫌だなと思うことがたくさんある。
でも愛おしいと思う瞬間があるはず。
お母さんはいくら思ってても
言うべきでないことを言ってしまった。
人生が辛いのはお母さんの課題。
お母さんの人生が辛いからって
あなたの責任でも問題でもない。
あなたはそれを背負わなくていい。」
すぐに元気にはなれないけど、
納得した。
人生が辛いことと、
私が産まれたことは別なんだ、
そう思った。
その地獄のような人生を
どうにかするのは
私じゃない、母なんだ。