NO！！着物警察

この前テレビを見ていたら

身近にはいろんな警察がいるなんて

話をしていた。

たとえば、食事マナー警察。

VTRでは、醤油にわさびを溶かした人に

警笛を鳴らし、マナー違反だと注意する

男性が登場。

他には言葉遣い警察など。

私が出会ったのは着物警察。

わたしは本当にこの人種嫌いなんだ。

私は仕事で着物を着ることになって、

一から教わってお仕事を始めたんだけど、

同じ職場に派遣でやってきたおばちゃんに

大説教を食らった。

「あなた！その着付けどうなってるの？

おかしいと思わない？！

おはしょり、衿元、全っ部なってないわ。

長襦袢からおかしいのよ。

そんな着物でお食事出したら、

ご飯が不味く見えるでしょう？

あなた想像してみて。

こんなきったない着付けの女の子が出したお料理、

食べたい？

どんな味がすると思う？

バイトの女の子なんだな、

バイトの子に出されたご飯なんて食べたくないなって、

みんなそう思うんだから。

はしたない。はずかしい。

そんな格好で出ていける神経が情けない。

最近は変な着付けの人ばっかり。

ああ、もうだから若い子は云々。」

実際どうなのか知らない。

変だったのかも知れない。

でも、どうも言い方に拒否感が出てしまった。

ちなみに他のベテランさんには一切注意を受けなかった。

後日着付け講師やってる同僚に聞いてみたら、

一緒に怒ってくれた。

「おかしいならおかしいで、

すこーし治してあげたり、

着方を教えてあげたりすればいいのにね。

私もちゃんと着られるようになるまで何年もかかった。

できるからってできない人に意地悪するなんて、そちらの方が恥ずかしいわあ。」

本当にそうですよね。

とりあえず、このおばちゃんを反面教師にしようと思いました。